新型コロナウィルス感染症の感染症法上の位置づけが、2023年5月8日に「2類相当」から「5類」に変更された。
変更に伴いコロナ禍前に生活がもどりつつあるが、新型コロナウィルスがもたらした大きな変化に、気づけば知らずに順応している自分がいる。
接触と対面に「非」を付けて境界線ができ、この境目が今までの当たり前を覆すキーワードになったと個人的に思う。
支払いも今や非接触が当たり前で、お金に接触する機会が減少した。
お陰で500円玉貯金もなかなかたまらない(笑)。
チケットレスももう当たり前で、パンフレットなどの紙に触れる機会もどんどんなくなっている。
対面・非対面、接触・非接触、このキーワードにはコロナ禍を経て大きな変革をもたらすものとなっていると感じる。
例えば、支払いの非接触化は、感染リスクの低減だけでなく、利便性の向上にもつながっている。
また、チケットレス化は、紙の節約や、購入・発券の手間の削減など、さまざまなメリットがある。
このように、接触・非接触の境界線は、私たちの生活をより便利で快適なものにする可能性を秘めている。
しかし、一方で、接触や対面の価値が失われていくのではないかという懸念もある。
例えば、お金に触れることで得られる臨場感や、対面での会話から生まれる新たな発想など、非接触や非対面では得られない価値もある。
変革する時代で大事なことは、変えなければならいこと、変えてはいけないことをしっかりと意識しなければならないと感じている。
接触・非接触の境界線は、これからもさまざまな変化を伴いながら、私たちの生活に影響を与えていくだろう。
その中で、私たちは、何を大切にして、何を変化させていくべきなのか、考え続けていく必要がある。