2015年9月1日火曜日

創業の日に思う 2015

本日、9月1日は弊社創業の日。
皆さんのおかげで44周年を迎えることが出来ました。
大創とお取引いただいているお客様、関係各位には心より感謝申し上げます。

ご存じの方も多いですが、私の父親が44年前のこの日、個人事業として起業しました。
独立する前は、打抜き機のオペレーターと打ち抜きの組版職人でもありました(組版はご存じない方も多いと思われますが)。

ある日、打ち抜き木型という組版に変わるものに出会います。
「これなら自分でもやれる!」と思い、当時働いていた会社社長に直談判。
設備のサポートをしていただき、独立できる事になったそうです。
私は7月9日生まれなので、子供が誕生した早々に、仕事も安定するかどうかわからないまま、大きな希望を持っての船出となりました。

向かう先には大きな荒波や嵐が立ちふさがり、その船は幾度と無く転覆や航海不能の危機に陥りました。
しかし、その危機を紙一重で乗り越え、多くの人の助けをもらい、今なお航海を続けることができています。

4年前の7月1日、創業者の父から航路を託された私ですが、自分の力でここまで来ているとは思っておりません。
託された航路で実現できていないことを、少しずつ調整し、描かれた航路を変わらずに進めているだけです。
ただ、描かれている先を自身が指し進められるか?自問自答とトライ&エラーを続けている状態です。

「自分が起業したとしたら、これだけのことが出来ただろうか?」とふと思います。
たらればの話しなので答えはありません。
答えはありませんが、そもそも起業していないかと思われます。

今現在、自身が本当に助けられているなと感じること。
得意先様、取引先様、大創チームのみんな、家族、本当に助けられています。

航路を進めていく上で自身なりに大事にしたいこと。
それは、感謝の気持ちを形にして表したい。
みんなに恩返ししていきたい。

そう心に強く決意し、この航海を大きな夢と希望を持って進んでいきます。

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