2011年11月9日水曜日

失敗から始める

最近よく思うこと、それは『失敗の必要性』ということ。
『失敗は許されない』という言葉もあるが、今40代に突入し思うのは20代は失敗しても良い年代なのではないかと思う。
そう言ってしまうと、自分が20代で失敗した言い訳に聞こえてしまうかもしれないが・・・。

だが、成功も失敗も『行動した結果』であるということが重要。
失敗を恐れる心に屈し、行動せずに失敗することほど愚かなことはない。
『こうしておけばよかった・・・』という後悔は散々したし、もうそんな後悔もしたくない。

ふと、最近で失敗したことが何か無かったか思い起こしてみる。
いやぁ、やっぱり色々とあるけれど、なんとか致命的なミスはなさそうだ。

でも、一番は『次はこうしよう』と思えていることだ。

2011年9月6日火曜日

アジアを駆け巡る

7月末に中国の3都市へ、8月末にタイとベトナムへ出張してきました。
少し前になりますが5月はインドネシアにも。
なんというんでしょうか?このワクワク感。
人々はエネルギーに溢れ、喧騒と言えばそれでお終いかもしれませんが、この賑わいが今の日本との違いを大きく感じてしまいました。

大変残念に思えますが、潮流は日本ではなくアジアに向かっていることは間違い無いです。
いつからこうなったのでしょうね。
今、勇気を持って外を見なければ、我々が持っている良さを感じることはできないと思います。
アジアは活気に溢れていますが、日本が完全に除け者にされているかといえばそうではなく、その中心となれるべきモノを我々が握っているのは確かなのです。

私たちは、もう一度自分達の良さを発見する努力をしてみませんか?
悲観的にならず、反省もほどほどに、どんなことでもいい良さを見つめて世界へその良さを伝えましょう。

日本を隔てている海、見方を変えれば世界へつながる道です。
その道を、自分達の希望と夢を乗せて、ほんの少しの勇気を持って進みたいですね。

2011年8月19日金曜日

思いを込める

モノの価値というのは難しいものです。
そのモノを価格として表し提供する。
利益という名の企業の血液とも言うべきものを得るために、我々はそれ(モノ)を、必要とするお客様と企業に提供し、利益を預けていただく。

しかし、我想う。
利益を得るためだけに提供するモノではいけないと。
必要とし、使われるお客様と企業のためにモノを提供しなければならないと。
使われるお客様と企業に喜びを、価格以上の価値の提供を。

弊社・会長が開発されたG-TAPE、今や12カ国に代理店をやっていただき、それぞれの国で利用していただいている。
先日、弊社の次世代人財グループの会合の際、会長が開発時のエピソードを語られた。

創業前は紙器印刷会社でトムソン機のオペレーターをしていた会長。
当時、面切りテープはまだまだ浸透していなかった時代、面切りを定規とナイフでやっていた。
最初は注意深くやっていた作業も、3ヶ月もすれば手馴れてくる。
その時、ちょっとした油断で左手の人差し指を大きく切る怪我をしてしまった。
怪我が痛いのはもちろんだが、面板などを血で汚してしまい上司に怒られてしまった。
その時の古傷を見ながら『こういったことが無いようにしたいなぁとも思いながら開発していた』と語られた会長。

G-TAPEは箱の罫線折り曲げ精度を上げる、面切り作業で機械を停止する時間が短縮され生産性を上げることが出来、更に耐久性もある。
G-TAPEというモノは、この価値に会長の思いが入っている。

生産体制がしっかりできている昨今だが、やはり思いを込めてお客様に提供していきたい。
そのために、思いと魂を込めるモノ作りが出来る人財をしっかりと育てていかなければならない。

『雲竜のごとく 人財の大創』の経営理念を実現する。

2011年8月10日水曜日

経営理念を叶える

お盆を前に、ようやく自分的慌ただしかった日々が落ち着いた。
気づけばもう8月。
年々思うのだが、本当に月日が経つのは早く感じるものです。
それも、歳を重ねれば重ねるほど加速感は増すばかり。

二代目社長を引き継いで、早1ヶ月が経とうとしている。
先週末は決算報告会および経営計画発表会を開催した。

高鳴る鼓動を抑えつつ、作成した経営計画書の内容を細かく説明。
経営計画書に乗せた思いを、自分なりに伝えられたと感じる。
弊社は全てのスタッフを合わせると125名となった。
内、80%近くが40代以下の若いスタッフが活躍している。

若い人財がいることは素晴らしいこと。
だが、自分なりに気をつけなければならないことがある。
それは、『大創で仕事をする喜び』があるかどうかだ。

今の世の中、仕事をすることが喜びになることは中々難しいのではないかと思っている。
なぜか?
夢がないからだ。
いつからか、『仕事=お金をもらうこと』という定義になったように思う。

『仕事=夢』にならなくなったのは、お金があれば幸せになれるという幻想と、チャレンジ精神の欠如が原因ではないだろうか?

夢を叶えようと思うと、自身に課すものは自然と大きくなる。
それに向かって、失敗を恐れずに進むチャレンジ精神が夢を叶える行動だと思う。

当社の若手には、夢を持って仕事に取り組んでもらわないと、当社の未来は決して明るくないだろう。
その夢を持ってもらうこと、そして夢を叶えるために大創で仕事をする。
大創の経営理念は『人間学の経営・夢企業の実現』だ。
それを全スタッフと体現したい。 

2011年7月23日土曜日

感性

先週の日曜日、初めて家族で映画館に行った。
『コクリコ坂から』を鑑賞。
昭和生まれの私、昭和初期の時代風景をベースにした、すこし切ないストーリー。
すみません、書きだすとついつい詳しくなってしまうのでこのへんで・・・。

小学校2年生の娘、映画鑑賞は初めてのこと。
果たしてこの映画をどのように感じたのだろうか。
おとなしく観てられるのか心配だったが、一度トイレに立っただけでおとなしく鑑賞。

映画鑑賞中に、ヒソヒソ声で娘がわが奥さんにこう言いました。
「お母さん、この映画録ってる?(録画してるの意)」
突拍子も無い質問に笑いをこらえる我が奥さん。
我が家はHDD内蔵の録画機があるので、TVを録画する感覚でこういった発言になったのだろう。

アハハと笑えばそれまでだが、少し気になるところも。
娘の感性では、画面に映っているものは簡単に録画でき、後で見直すことが出来る。
そう、当たり前は人それぞれに違うことに気がついた。

つながりはないかも知れないけれど、もしかしたら、AppleTVなどはこういった観点からアプローチしてはいないだろうか。

年代観の違いは、古今東西、和洋を問わずいつの時代も論じられている。
古い人間、新しい人間での観点ではなく、その瞬間をどの年代で、目の前の事象を脳で受け思考したかで、それぞれの年代の表現が違うのではないだろうか?

先日、生まれて40回目の誕生日を迎えましたが、自分の感性を鈍らせずにいたいと感じた出来事だった。

2011年7月20日水曜日

社長の大役を拝してもう20日を過ぎようとしております。
プレッシャーとの闘いか?とも思っていたのですが、予想以上の事態です。
あまりにも身に余る、お会いする方々や関係する方々からの激励の嵐。
感動の日々で、いつも胸を熱くしております。

そんな本日(19日)、届け物が手元に。
「誰だろう?」と思いつつ送り主を見たところ、なんとなんと高校時代にバレーボールで共に汗を流した友人T君からだった。

あんなに部活が楽しかったのは、本当にT君のおかげ。
彼の存在なくして部活の楽しさは語れません。

某SNSをやめようと思っていた矢先、奇跡的に彼が私を見つけてくれメッセージを送ってくれました。
音信不通になってから20年近い年月が経っての出来事です(私があっちこっちに行ってたもので、音信不通にしてしまったのは私です)。

その彼が贈ってくれたもの。
呑んべぇの私に最高のプレゼントです。
毎日毎日、胸が熱くなる日々と書きましたが、今日は少し涙も・・・。
本当に不思議なご縁というか絆を彼には感じました。

すぐにお礼の電話をしました。

「ありがとう!」

「おめでとう!」

そして、お互いの近況、今の心境など、気づけば20分弱ほど話してしまいました。
T君は鉄工所を営んでおります。
先代のお父さんが急逝され、突然会社を継承せざるをえなくなった彼。
どれほどの苦労や悩みと戦ってきたのだろうか?

彼とはやっぱり会って話しがしたくて、お互いにドタキャンありの予定を決めた。
バレーボールも彼の方が経験豊富な先輩だった。
社長業も彼が先輩なので、あの頃の話しをアテに、彼と言葉を交わすのが楽しみで仕方ない。
呑み過ぎにはくれぐれも気をつけねば・・・。

T君、ありきたりの言葉だけど、本当に本当にありがとう。



T君は、日々、自社で丹精込めて仕上げた作品や、現在進行中の工場改築などをブログで綴られています。
私のことも記事にしてくれたブログはこちら!

http://blogs.yahoo.co.jp/toyironworks

2011年7月15日金曜日

前回記事から約10日間空白になってしまった。
出張中心でなかなか腰をすえてPCに向かう時間が無かった。
ちょっとしたスキマ時間を狙ってブログをUPしたいところだが、このブログに関しては、少々腰をすえて、頭に浮かぶ言葉を紡いでUPしたいので本日のUPとなってしまった。

さて。
今回の出張では神奈川工場、東京工場、東京営業所、九州工場へも顔を出させてもらった。
客観的に改めて見ると、若い社員が多い会社だなぁと感じる。
そしてもう一つ感じたのは『和』を作ろうという雰囲気がとても感じられる。

その雰囲気の根元となっているのは笑顔だと感じた。
みんないい顔してる。
もちろん、仕事中は集中して仕事に取り組んでいるので、そこら中で雑談をして笑っているのではない。
ただ、ふとした瞬間の職場の柔らかさはどの工場からも感じられた。

もちろん、自分の足元であるGS事業部、大阪工場、テクノ部門、本社もそういう雰囲気だ。

働きやすい職場ということを私が表現するのは難しいが、我社の社員はお互いが『和』を作る努力をし『働きやすい職場』を作ってくれているのだと思う。
また、『和』をなぜ作ろうとしているのかというと、会社の経営理念や目的、そして自部門の達成すべき目標が明確だからではないだろうか。

出張の際に訪問させていただいたお客様には、「我社はお客様のお役に立つように、社員を人財に育てていきます」と話しをさせていただいた。

私自身も、お客様と社員のお役に立つ人財となるべく、自身の進化をしていくとの決意が出来た時間だった。
『雲竜のごとく 人財の大創』を体現していきたい。

2011年7月5日火曜日

もってるもの

今日は2件の会議が開催された。
2件共に重要な会議だったが、2件目の会議のために、1件目の会議時間をタイトにしてしまった。
担当部署には申し訳なく思う。
未来を語り合える会議だったので、もう少し考慮すべきだった。

社長となって、若手社員や新人社員と話しするさいに、少し気をつけて伝えていることがある。
「出来ないことを数えるよりも、出来ること、出来たこともしっかりと数えて、自信につなげてほしい」
日本人的な習慣かはわからないが、どうしても自分の長所よりも短所を見てしまいがち。
決して天狗になったり、自意識過剰にはなってもらいたくはないが、自分のいいとこ探しは大事な事だと思う。

話し変わって・・・。

先日、レーシック治療を受け、長年の近視生活にピリオドを打った。
治療前、裸眼では大きなCがどちらに開いているかわからなかった私が、両目共に1.2以上の視力がある。
メガネにも、コンタクトにも頼らなくてよい、毎日が感動の連続な生活。
視力が良いってすごいことだ。

視力が悪い人にとって、視力が良い人がどれだけ羨ましいことか。
視力がいい人には、視力がいいということを羨ましいと思う感情は理解出来ないであろう。

自分に備わっている、いわゆる「持っているもの」は自分では気づきにくいものだ。
「持っているもの」によっては、いくら他人がうらやましがっても、本人には自覚や認識が薄いこともあったり、それを否定してしまう場面もある。

私は、大創社員には出来るかぎり自分の「持っているもの」を肯定し、仕事に活かしてもらいたい。
そして、私は出来る限り、私の視点でその本人の「持っているもの」を見つけられる人であり、称賛でき、尊敬できる人でありたい。

2011年7月4日月曜日

微力

今朝は、社長に就任して初めての全体朝礼。
弊社の朝礼は、全国の各工場、営業所をNetで結んで全体朝礼を行っている。
社長に就任して、初めての朝礼挨拶は非常に緊張した。

人前に立って話すことは結構多いが、原稿を書き込んでしまうとそれにとらわれてしまいがち。
なので、最近はポスト・イットに話したいキーワードを思うがままに書き、それを並び替えて話しを組み立てている。
そうすると、自分なりではあるけれども、キーワードに込めた思いをスラスラと言えるようになった。

昨夜から『何を話そうか?』と少しナーバスになりながら床に就いた。
ある程度は思いの丈を表現できたのではないか。
しかし、いくら良い話をしてもそれが全員に伝わっているかは難しいところだ。

私の創立50周年までの一つのテーマとして『進化』を掲げさせてもらっている。
成長とは違う、自分から能動的に動くことが進化ではないかと考えている。

それが、どんな未来を作るのかどうか?それがどんな力量になるのか?

未来は計り知れないが、微力であっても進化してその微力を発揮したい。
それに価値があると信じる。

今日、テクノ部門のT主任が一枚の紙を見せてくれた。
大創としては初ではないでしょうか?テクノ部門の売上の一部を、大創として東日本大震災への義援金としてお届けした。



本当に本当に微力ではあるが、この義援金が明るい未来に届いてほしいと願うばかりである。

当社指定商品(クール商材)をご購入頂いた一部を義援金として送らせていただいております。
微力を続けて、陰ながら支援復興に協力してまいります。

2011年7月1日金曜日

第二幕

2011年7月1日の今日、代表取締役社長という大任を拝しました。
中小企業とはいえ、本年で創業40周年。
短いようで長い創業からの40年には、私の知っているドラマ、知らないドラマが積み重なっている。

しかし、知っているドラマだけでも、この会社を継承する重みに通じ、その責任は十二分に承知している。
自分の力だけでは運営できないのも承知している。
企業は人の集まりであれば、共に働いている社員みんなが活躍できる環境を作っていくことに、自分の手腕がかかっている。

決して驕らず、謙虚にみんなと接していく。
先輩たちを敬う。
お願いするときは頭をしっかりと下げる。
身の丈を知り錯覚しないこと、誘惑に負けないこと。
天狗にならないこと。
見栄を張らないこと。

「おめでとう」と皆が言ってくれる。
「大変ですね」と皆が言ってくれる。

自分の胸のうちに込み上げてくる熱い想いは、きっと感謝の気持ちからだと思う。
感謝の気持ちを、自分なりにこの立場で表現していきたい。

『ありがとうございます!期待に応えます!』

2011年6月30日木曜日

Prologue No.4

いよいよ明日、人生の大きな大きな転機がやって来る。
やはり、ふとした時に半端じゃないほどのプレッシャーが襲いかかる。
その気持ちをなだめている自分がいる。

創業するというのは、いわば『立志』であると思う。
自分は創業社長である父から、『志』をも受け継ぐこととなる。

そうすると、自分自身の『志』はなんだろうか?と自問自答。
それは大創の発展である。

幼い時に社長が少し酔いながら言った言葉。
『日本一の会社にしたい。それが夢や。』
日本一というくくりは、多分、事業の大きさや売上高のことではないと思う。

なぜそう思うか?

これも幼い頃に社長が言われた言葉。
『家族よりも社員と社員の家族が大事なんや』
家族の幸福は元より、社員さんとそのご家族の幸福を思っての言葉だと思う。
仕事は日々の積み重ね。
それが給料という形となって現れる。
しかし、同じことをずーっと続けているだけでは、それ以上の給料を与えることはかなわない。
ならば日々発展していくしかない。
発展していくためには、働いている皆の成長があってこそである。
そこに、働く喜びが加わると、仕事を通じて豊かな人生を送ることが出来る。
それを経営理念として表現したのが『雲竜のごとく 人財の大創』なのだと思う。

自分の最大の仕事は『継承し、持続し、発展させる』こと。
難しく考えず、無理に変えること無く、変革し進化していく。
これが40年間の大創の財産を活かす道ではないかと考えている。

序章は終わり、本章に突入する。
平坦な道など決して無い。
ただ、歩いた道のりを後悔するような歩みは絶対にしない。

素晴らしい大創社員と共に、大創・第二幕を創っていきたい。

2011年6月29日水曜日

Prologue No.3

先日のことですが、弊社の創立40周年記念をかねて北海道東部に社員旅行に行きました。
出先の部門も増え、社員も全員で100名以上を超えるとなかなか一同に会することが出来ませんでした。
節目にも丁度よく、また記念式典も執り行えると言うことで、『このご時世に』という声も聞こえはしましたが行いました。

結論から言うと、最高に良かった旅行となりました。
喜あり、哀あり、楽あり。
今までもいい社員旅行はあったと思いますが、一番良かったと言える旅行でした。

2泊3日の行程。
前週には雪も降っていたらしい天気も、晴れ間が広がる最高の天気となりました。
全ての観光地で北海道の素晴らしい景色を堪能でき、社員全員いい思い出を写真に残しました。

そして、二度(二晩)開催された宴会。
料理もお酒も美味しく頂きました。
そして、それぞれの部門が、それぞれに各部門のいいところを存分にアピールしてくれました。
弊社の経営理念『雲竜の如く 人財の大創』が感じられる宴会でした。

この二晩で、参加者全員(99名)と乾杯をさせていただきました。
みんなと乾杯するごとに、お互いの想いを酌み交わせました。
仕事に対する想い、個人の決意、会社に対する想い・・・、本当にたくさんの『タマシイ』をもらいました。
感動的な場面も多々あり、お酒の勢いだけでは決してない涙も流しました。
長年、社長を支えてこられた先輩方の言葉にも、心を揺さぶられました。
自分は、こんなにすばらしい会社を引き継ぐことになるのか思うと、武者震いします。

生涯、忘れられないこの記念旅行。
自分の決意の1ページとなりました。
更なる高みに向かって、躍進していきます。

2011年6月28日火曜日

Prologue No.2

32年間という、長きに渡って大創で活躍されてきた小島専務が引退されます。
社長の右腕として、前線で走り続けてこられた小島専務。
大創の40年という歴史の中で、作ってこられた功績や大きな財産を、我々引き継ぐ人間に残していただきました。

小島専務の姿勢を見て、絶対にぶれないポリシーを感じます。

『社長のため 大創のため』

社長についていきますと言う言葉は、結構簡単なようですが、心底そのように行動するというのはなかなか難しいと思います。
うちの社長は、長年の商売の中で信頼していたのに裏切られ、去って行った人もたくさんいたと聞きました。
騙されたことも数々。
社長という立場で、そういったことが起こったときに支えてくれる人間と言うのは、真の心の支えとなったことと思います。

この1年、事業継承が本格的に進んでいく中で、小島専務の言葉は更に重みと深みをもって私の胸に響きます。
最近ともなると、お話しを聞いていると涙が溢れ出そうなことも。
仕事中なのでなんとかこらえていますが、本当ならば泣いていいのかもしれませんね。
なぜ涙が溢れそうになるのか?
やはり『社長のため 大創のため』の熱き思いが伝わるからですね。

今、私がこうして事業継承出来るのは、小島専務のおかげです。
時には心を鬼にして言っていただいた激励は、今となっては全てが感謝の思いで受け止められます。

言葉で言うのは簡単ですが・・・。
本当に本当にありがとうございました。

2011年6月27日月曜日

Prologue No.1

きたる7月1日、大創株式会社の2代目社長として就任する大塚雅一と申します。
創業社長である父と、これまでに大創を築きあげてこられた諸先輩方の意志を受け継ぐこととなりました。

現在、120名近くの陣容で、大阪にある本社を中心に、GS事業部、大阪工場、九州工場、神奈川工場、東京工場、テクノ部門、中部営業所、東京営業所と展開しております。
海外にも当社のオリジナル商品を現地代理店さんを通じて、販売を展開しております。

事業継承というと、イメージでは重い責任を負わされるというイメージが個人的には強いです。
また、不況厳しい折、その責任はというと尋常ではないプレッシャーで有ることは間違いないです。
現在、事業継承真っ只中の私、その責任の重さも当然感じてはいます。
が、それ以上に喜びも多く感じております。
このブログは、日々、個人的に喜びを感じた出来事を書き綴っていこうと思っております。

まだ方向性が定まっていない中でのブログスタートですので、こういった堅苦しいスタートとなりました。
そして、まだ社長就任となっておりませんのでPrologue(序章)とさせていただきました。

興味を持っていただいた方はもちろん、社員さん、そしてその家族の方も結構ですのでコメントを頂ければ幸いです。

でわ、よろしくお願い致します。