2011年7月23日土曜日

感性

先週の日曜日、初めて家族で映画館に行った。
『コクリコ坂から』を鑑賞。
昭和生まれの私、昭和初期の時代風景をベースにした、すこし切ないストーリー。
すみません、書きだすとついつい詳しくなってしまうのでこのへんで・・・。

小学校2年生の娘、映画鑑賞は初めてのこと。
果たしてこの映画をどのように感じたのだろうか。
おとなしく観てられるのか心配だったが、一度トイレに立っただけでおとなしく鑑賞。

映画鑑賞中に、ヒソヒソ声で娘がわが奥さんにこう言いました。
「お母さん、この映画録ってる?(録画してるの意)」
突拍子も無い質問に笑いをこらえる我が奥さん。
我が家はHDD内蔵の録画機があるので、TVを録画する感覚でこういった発言になったのだろう。

アハハと笑えばそれまでだが、少し気になるところも。
娘の感性では、画面に映っているものは簡単に録画でき、後で見直すことが出来る。
そう、当たり前は人それぞれに違うことに気がついた。

つながりはないかも知れないけれど、もしかしたら、AppleTVなどはこういった観点からアプローチしてはいないだろうか。

年代観の違いは、古今東西、和洋を問わずいつの時代も論じられている。
古い人間、新しい人間での観点ではなく、その瞬間をどの年代で、目の前の事象を脳で受け思考したかで、それぞれの年代の表現が違うのではないだろうか?

先日、生まれて40回目の誕生日を迎えましたが、自分の感性を鈍らせずにいたいと感じた出来事だった。

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