2011年6月30日木曜日

Prologue No.4

いよいよ明日、人生の大きな大きな転機がやって来る。
やはり、ふとした時に半端じゃないほどのプレッシャーが襲いかかる。
その気持ちをなだめている自分がいる。

創業するというのは、いわば『立志』であると思う。
自分は創業社長である父から、『志』をも受け継ぐこととなる。

そうすると、自分自身の『志』はなんだろうか?と自問自答。
それは大創の発展である。

幼い時に社長が少し酔いながら言った言葉。
『日本一の会社にしたい。それが夢や。』
日本一というくくりは、多分、事業の大きさや売上高のことではないと思う。

なぜそう思うか?

これも幼い頃に社長が言われた言葉。
『家族よりも社員と社員の家族が大事なんや』
家族の幸福は元より、社員さんとそのご家族の幸福を思っての言葉だと思う。
仕事は日々の積み重ね。
それが給料という形となって現れる。
しかし、同じことをずーっと続けているだけでは、それ以上の給料を与えることはかなわない。
ならば日々発展していくしかない。
発展していくためには、働いている皆の成長があってこそである。
そこに、働く喜びが加わると、仕事を通じて豊かな人生を送ることが出来る。
それを経営理念として表現したのが『雲竜のごとく 人財の大創』なのだと思う。

自分の最大の仕事は『継承し、持続し、発展させる』こと。
難しく考えず、無理に変えること無く、変革し進化していく。
これが40年間の大創の財産を活かす道ではないかと考えている。

序章は終わり、本章に突入する。
平坦な道など決して無い。
ただ、歩いた道のりを後悔するような歩みは絶対にしない。

素晴らしい大創社員と共に、大創・第二幕を創っていきたい。

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