いよいよ明日、人生の大きな大きな転機がやって来る。
やはり、ふとした時に半端じゃないほどのプレッシャーが襲いかかる。
その気持ちをなだめている自分がいる。
創業するというのは、いわば『立志』であると思う。
自分は創業社長である父から、『志』をも受け継ぐこととなる。
そうすると、自分自身の『志』はなんだろうか?と自問自答。
それは大創の発展である。
幼い時に社長が少し酔いながら言った言葉。
『日本一の会社にしたい。それが夢や。』
日本一というくくりは、多分、事業の大きさや売上高のことではないと思う。
なぜそう思うか?
これも幼い頃に社長が言われた言葉。
『家族よりも社員と社員の家族が大事なんや』
家族の幸福は元より、社員さんとそのご家族の幸福を思っての言葉だと思う。
仕事は日々の積み重ね。
それが給料という形となって現れる。
しかし、同じことをずーっと続けているだけでは、それ以上の給料を与えることはかなわない。
ならば日々発展していくしかない。
発展していくためには、働いている皆の成長があってこそである。
そこに、働く喜びが加わると、仕事を通じて豊かな人生を送ることが出来る。
それを経営理念として表現したのが『雲竜のごとく 人財の大創』なのだと思う。
自分の最大の仕事は『継承し、持続し、発展させる』こと。
難しく考えず、無理に変えること無く、変革し進化していく。
これが40年間の大創の財産を活かす道ではないかと考えている。
序章は終わり、本章に突入する。
平坦な道など決して無い。
ただ、歩いた道のりを後悔するような歩みは絶対にしない。
素晴らしい大創社員と共に、大創・第二幕を創っていきたい。
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